カリフォルニア州はロサンゼルス近郊に在住しながら、実は意外とオタクライフを満喫している管理人が、現地で見つけた日本のマンガ、アニメ、ゲームをレポートするサイト
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当ページは米国に住みながら、
北米でのオタク文化の普及、
イベントレポートを紹介します。

トピックは管理人の自己解釈も
交えながら記事を記載していま
すので、実際の反応とは多少
異なる部分もあるかも知れま
せんが、ご了承下さい。

2008年4月1日更新

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AX Artist Alley

2008年07月06日更新 

 今世界では、驚くほど日本のマンガが普及しています。
 現地の本屋に行けば、マンガだけのコーナーが設けられるほどの人気ぶり。
 
 その勢いはとどまることを知らず、むしろその影響で、海外のファンによる創作活動も活発化してきています。    
 それは、ここ米国でも同じです。そう、米国のファンの間でも同人活動が活発化しています。

 今までは、米国でのファン活動といえばコスプレが主でした。
 米国ではアニメやゲームのファンが多く、自分が好きなアニメのキャラクターになりきることが
 作品に対する自己表現でした。

 しかし、ほぼ日常的に日本のマンガを読むことが習慣化しはじめ、自分達でイラストを描き、
 新たなファン活動を広めようという動きもあります。
 
 今回紹介するArtist Alley(アーティスト・アレイ)こそ、海外の同人事情の今を表す
 米国版同人即売会なのです。

 日本ではあまり知られていない、海外の同人即売会とは一体どんなものなのか?
 そして、現地のイラストレーターの腕は一体どんなものなのか?
 
 今回は皆さんに海外の同人事情について紹介したいと思います。
 では、本文スタートです!

 ここが米国の同人即売会会場こと、アーティスト・アレイ。
 日本よりはまだ閑散とした様子ですが、会場の見た目は日本のそれとあまり変わりがありません。

 ちなみに、会場名でもあるアーティスト・アレイとは、アーティスト=芸術家とアレイ=横町を合わせた言葉で、
 いわばアーティスト横町と言った所ですね。観光地などでよく見られる、絵画の路上販売のイメージでしょうか。

 たしかに、昨年までは会場の規模上、イラストレーターのブースが通路上に設置されていたので、
 まさに横町という雰囲気でしたが、今年は会場の規模が例年に無く大きくなっています。

 それだけイラストレーターが増えているということなんでしょう。

 そんなアーティスト・アレイでは、毎回イラストレーターの卵たちが自身の実力を売るために
 全米から集まり、会場内は他のイベント同様の盛り上がりをみせています。

 では、一体どんなものが売られているのでしょうか?

 写真がアーティスト・アレイで出展していたサークルの一例です。

 米国は、日本とは違い、主にイラストやグッズをメインにした同人活動が行われています。
 それは、こちらに、日本のように簡単に同人誌を製作してくれる印刷所が無いからです。
 
 しかし、それでも米国の同人作家たちは家庭で簡単に作れるポスターやグッズを精力的に製作しています。

  

 ちなみに、出品者の多くは、芸術系の学校に通っているようで、ここにも日本と海外の違いが見えてきます。
 やはり、まだファン全員が絵を描けるようではありません。

 しかし、これらのイベントに参加して、「自分も描きたい!」、「ファンの立場から自分達が作る側になる!」
 と思う人たちがドンドン増えてきています。

 ちなみに最近の米国での主流作品はというと・・・

  

 左、らきすたのキャラクターにコスプレをさせたいわば、パロディ作品。
 右は、FF、BLEACH、NARUTOなど、ある意味定番。

 上の写真は、日本ではファンが極端に分かれる典型的な例ですが、これらは隣同士のサークルの作品です。
 そうです。このアーティスト・アレイでは、らきすたの隣にFFがあったり、ボーカロイドの隣にBLEACHがあったりと、
 サークル配置がある意味カオスです。

 なぜこういうことが起こるか?
 それは会場内が日本ように作品ごとに区分けされていないからです。
 まだ米国では即売会が習慣的になっておらず、また、絵師が圧倒的に少ないので、作品の息が短く、
 毎年、作品ごとにサークルブースを分けることが出来ません。また、毎年どんな作品が現れ、主流になるのかが
 運営側もわからないからです。

 なので、同じボーカロイドやらきすた、ハルヒやBLEACHをメインにしているサークルがあっても、それぞれが
 全く違う場所に配置されています。

 また、米国ではまだ同人市場も確立されていないので、値段もバラバラの状態。
 イラスト1枚を$5〜$7で売っているサークルもあれば、$10以上で売っているサークルもあります。

 上のらきすたのイラストは、1枚絵を2枚に分けているようなので、なんとも商魂たくましいです。
 会場のサークル配置、そして市場価格の確立も米国同人即売会における今後の課題ですね。

 なお、最近では、上の写真ように、ミクやボーカロイド、らきすたなどをメインにするサークルも多く、
 趣向が日本とあまり変わりません。
 
 なお、このサークルはポスターの絵柄が1枚ずつ違うので、おそらく何人かのイラストレーター仲間で
 書き上げたイラストを一緒に出品してるのでしょう。

 こちらでは、イラストレーターの合同出展が頻繁に行われています。
 それも、このアーティスト・アレイのサークルスペースが少なく、また非常に人気が高いイベントなので、
 毎年公式サイトで募集が始まるとすぐ埋まってしまうからです。

 これだけ人気があると、米国における今後の同人市場の成長が期待されますね。

 ちなみに、米国のイラストレーターは女性が圧倒的に多いのですが、それぞれが好きな作品は
 男性向け、女性向け関係なく、本人が描きたいものが出展されています。

 ファンとしての表現方法のひとつでもある同人活動。
 その同人活動の海外事情を知ることが出来るイベントが、このアーティスト・アレイ。
 
 ちなみに、米国では即売会だけでイベントを開催することが無いので、海外の同人事情に興味がある方は
 海外イベントに来られた際に、是非一緒に来場される事をオススメします。
 
 今回は以上です。
 次は皆さんお待ちかねのコスプレ特集です! 


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