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当ページは、米国に住む管理人が北米のオタク系の話題やイベントを紹介するサイトです。
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|| 2010年01月12日 |
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|| インタビューアメリカ 第01回:Anime Jungle 今回から始まった、インタビューアメリカ。このシリーズはアメリカでのオタク業界支える各分野の方々に様々なインタビューをし、現地の事情をより詳しく、より深く知っていこうという企画です。
第1回目の今回は、地元ロサンゼルスでアニメショップを営む、Anime Jungleの店長である塩田さんにお話を伺いました。
本文を始める前に、Anime Jungleについてご紹介させていただきます。Anime Jungleとは、現在リトルトーキョーに店舗構える唯一の日系アニメショップであり、アニメエキスポなどLAを中心に各イベントにも積極的に出展するなどアメリカではかなりなじみのあるオタクショップであります。そんなAnime Jangleの店長さんに、アメリカに出店した経緯やこれまでの苦労など直撃してみました!
では、さっそくスタート!
1.はじめに、アニメジャングルについて教えてください。(いつ出来たのか、どこにあるのか、何を売っているのか、日本の店舗についてもご紹介ください)
塩田:はい、ジャングル本店はアニメ、特撮の映像専門ショップとして1995年に大阪の日本橋に1号店をオープンしました。当時本店は、映像(LD、DVD、CD)を中心に販売しておりました。
アニメジャングルとしてLAにオープンしたのは、2001年LAのリトルトーキョーに本店同様、映像(LD、日本のDVD、日本のCD)とUSEDのフィギュアを中心に販売しておりました
2.アメリカに進出した経緯について教えてください。
塩田:日本の本店オープン当時は、中古販売の英語サイトのウェブサイトがなくたどたどしい日本語で海外より注文が来ていたことに注目し、アメリカのお客様にいろいろな質問をしたところ、アメリカにはアニメエキスポという大きなコンベンションがある事を知りました。2000年にアニメエキスポに参加し持ち込んだコンテナ1台分すべての商品が完売するという熱狂ぶりでその反応でアメリカ店オープンを決定しました。
アンケートを取ったところお客様が希望するアニメショップの人気の場所がリトルトーキョーだったので2001年にリトルトーキョーにオープンいたしました。
3.進出したあと、何か苦労などはありましたか?(例えば、アニメグッズが現地では受け入れられなかったなど)
塩田:はい、沢山ありました。(笑)当時、アニメショップは、まんだらけさん、アニメイトさん、ゲーマーズさんがLAに店舗を持っておられましたが彼らにないアニメショップでのお店のカラーを試行錯誤していたころ、お客様は、実は映像よりフィギュアの方が探しているお客様が多いこと。当時USEDを扱っていたお店には、日本の今流行っているフィギュアがないことに気がつきました。早速本社に連絡して今まで扱っていなかったガシャポン、食玩、フィギュア等を扱うようになり、徐々にお客様に支持されるようになりました。
今思えばお客様のニーズに合わせた小回りの聞く迅速な対応が良かったと思います。また、アメリカ人の方が経営されているお店では、50%以上の商品が海賊版という状況の中で版権商品の販売促進は、本当に難しくなぜ高額なのか?をご理解頂く事が大変でした。
4.ここ数年アメリカではアニメブームが起こっていますが、そのブームをきっかけに何か変わったことはありますか?(売り上げだけでなく、客層や売れていくグッズの変化など)
塩田:この数年、マニアと言われる層のお客様よりもごく一般的な中高校生、大学生がアニメを探して来られることが多くなり、マニアなお客様が購買することも減ってきています。
それは、アニメ自体がアメリカで認知されたことによりマニアなお客様には、自分達だけが知っていると言う様な部分が少なくなってきて興味が薄れていっているかも知れません。今までよりもお客様の年齢層が低くなり、一人当たりの商品単価も下がってきていますが来客数は、以前より飛躍的に増えております。
5.アニメジャングル様はよく現地のイベントにも出展していますが、今までどんなイベントに参加されたことがありますか?
塩田:アニエメエキスポNY(ニューヨーク)、アニメエキスポ、FanimeCon(サンノゼ)、Sakura-Con(シアトル)、OtaKon(ボルティモア)、やPMX(Pacific Media Expo)など。オープン当時は、基本的に3000以上の来客動員数が見込めるところは、全部参加しておりました。特撮では、G-Fest(シカゴ)に参加していました。

リトルトーキョーの店舗とイベント出展時のAnime Jungle
6.いつ頃からイベントに出展されるようになったのでしょうか?そのきっかけや出展するメリットについて教えてください。
塩田:私たちがLA店をオープンするきっかけになったのがイベントですのでここでのアピールがどれだけ重要かを理解しています。オープンした2001年からイベントには参加しています。
アメリカでは、一般的にアニメ専門店というお店はほとんどありません。彼らの集まれる唯一の楽しめる場所としてコンベンションがありますのでここでの出店は、商品販売だけではなくいろいろな意味でのプロモーションになることが大きなメリットです。
7.イベントに出展したときの苦労など、エピソードがありましたら教えてください。
塩田:出店当時は日本人なまりの英語でなかなか通じなかったり、1回限りの生産で既に販売されていない商品を探しているお客様になぜ簡単に手に入らないかを理解してもらう事が大変でした。
最近のコンベンションでは、出店ブースで在庫処分のために定価以下で販売されることがあり、正当な商品を正当な金額で販売するが難しくなっている事が苦労かもしれないです。
8.数多くのイベントに出展されていますが、場所によって売れるグッズの違いなどはありますか?また、イベントとお店で売れるグッズに違いはありますか?
塩田:はい、地域によって売れる商品が本当に違います。それは、放映されているアニメに違いがあったりアニメの流行がまだ追いついていないところもありました。
店頭では、お客さんとの会話で人気の商品がわかりますので、人気商品に関しては、お店とイベントでの売れるグッズは、特に変わりはないです。
9.店長さんから見て、現地の最近の傾向、趣向はどうでしょうか?(出展したときに比べて、客層、グッズの種類など、どのぐらい変化したかを教えてください)
塩田:アメリカでの各メーカーさんから沢山の作品がリリースされるようになり、お客様が十分選べるようになったのですが、まだまだアニメを支持するお客様が全体からみると決して多くはないと思います。
ジャングルの店舗では、8年ほど前に比べるとマニアといわれる層が7割の商品を購入していたのですが、今では、2割程度に変化しています。言い換えれば、当時3割にも満たない若い年齢層のお客様が今では8割を占めるようになりました。商品も高額のフィギュアより低価格の商品が沢山売れるようになりました。商品としては、今まであまりなかった小物のグッズが増えたので低年齢のお客様も買い易くなったのかもしれません。
10.今後イベントへの出展などの予定はありますか?
塩田:毎年、Anime Expo、Fanime Con、Comic Con(サンディエゴ)には参加します。それ以外にもアニメから特化した原宿ファッションやビジュアル系バンドをメインとしたPacific Media Expoには参加します。
今回はどうもありがとうございました!
どうもありがとうございました。
Anime Jungle 海外部門 店長 塩田 哲也
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2001年からLAに店を構えてから、アニメブームの到来期から今まで、米国のアニメ産業を支え続けているAnime Jungleさん。ここLAでは2000年代前半に日本からオタクショップが数多く出店してきましたが、今ではその数も大分減ってしまいました。しかし、そんな中でもイベントに積極的に参加し、今や現地イベントでは御馴染みのアニメショップとなり、多くの現地ファンからも支持されるAnime Jungleさんのこれからの活躍にますます目が離せません!
今回は以上です。
文 ヨシ沢
今回取材したお店はこちら
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