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|| 2011年11月11日 |
Hatsune Miku Live Party 2011
11月、ミクパin札幌のBD/DVD発売を記念したライブビューイングイベントがフランスやブラジルなどをはじめ、全世界で行われました。11月10日には、ここアメリカでも、ロサンゼルス(以下、LA)やニューヨークをはじめ、同イベント最大となる10都市11箇所での上映会が行われました。今回は、そのうちの一つであるLA地区・オレンジ郡での上映会の様子をレポートします。
 ライブビューイングの会場。
LA地域では7月以来となるミクのライブイベント。今回のイベント会場となる、"Orange Stadium Promenade 25"は、LAから車で40分ほど南下した町、オレンジ市にあります。ディズニーランドからも10分ほどの場所で、アクセスは抜群。そして、ここは、7月にMikunopolisが行われた、あのアニメエキスポの運営事務所の目と鼻の先に位置します。偶然か、はたまた狙っていたのか、どちらにせよある意味ではミクライブに縁のある場所です。
会場は、25のスクリーンがあり、シネマコンプレックスが主流のアメリカでも大型に部類される規模。なお、通常、こういったイベントは、小規模の劇場で行われますが、それでも200人規模の会場を全席埋めるのは難しいとも言われます。初音ミクのライブとはいえ、ライブビューイングの上映会。それでも、全米の11箇所で、しかも何処もほぼ同規模会場で行われているのですから、アメリカでのミクの人気の高さは一目瞭然。
 劇場入口にあったポスターには、Nyan Catの姿が!
ちなみに、劇場の入口付近にあったSprint(アメリカの携帯会社)のマナーポスターには、あのNyan Catの姿が!?YouTubeで4000万回以上の再生数を誇る"Nyan Cat"は、ご存知の通り、daniwell-Pが製作した、"Nyanyanyanyanyanyanya!"を元にアメリカ人が製作したキャラクター。アメリカでの人気は再生数を見ればその人気の高さが伺えます。そして、その人気ぶりから、アメリカの企業も広告で使用するほど。このキャラクターもある意味ではミクに関係しているので、ライブ会場に貼ってあることで、イベントを盛り上げるのに一役買っているのかもしれません?
 受付で配っていたMikubook.comのステッカー
 パンフレットと共にいざ入場!
続いて会場の様子を紹介します。イベントは平日夜に行われましたが、300人規模の劇場はほぼ満員。参加層は10〜20代がメインで、男女比は半々。筆者は諸事情があり、遅れて入場したのですが、劇場内では、ファンたちが早くもノリノリの状態でライブを楽しんでいました。中には、コスプレをしながら参加していた人や10人ほどのグループで同じ列に並び、グロースティックを振るファンの姿もありました。
ライブビューイングということなので、映像の内容、感想については簡潔にまとめます。映像についてですが、元から高画質ということもあり、映像がスクリーンに映し出されてもクオリティーは高いまま、鮮明な映像を視聴することが出来ました。札幌で初お目見えとなった2段式ディラボードについてですが、LAでのライブやそれ以前よりも演出のバリエーションが増え、迫力のある映像で見るものを楽しませてくれました。余談ですが、ステージの中央が映ったとき、劇場と札幌のステージがつながっている様にも見え、会場の盛り上がりもあって、あたかも自分がライブ会場にいるような錯覚になるほど。実はライブの上映会は初体験でしたが、新しい発見も多く、良い経験となりました。
では、ここからファンの反応について紹介していきます。まずは、全体の様子について。このライブビューイングイベントは、8月に行われた札幌ライブを観るというものですが、これは、単なる上映会にあらず。先ほども書きましたが、「ライブを観に来ているだ!」と言っても過言ではないほど、スクリーンにミクやボーカロイドのキャラクターが登場するたびに、大きな歓声が上がり、曲のリズムに合わせグロースティックを振ったり、手拍子を打ったりと、まるで「自分もこのライブに参加しているんだ!」と思わせるほど。
また、曲が終わるごとに拍手が起こり、「良かった!」や「最高!」、「愛してるー!!」や「結婚してくれー」といった声援を送るファンの姿がありました。さらに、次の曲に移る瞬間、それが自分の好きな曲だった時は、イントロから早くも絶叫にも近いほど大きな歓声をあげ、その様子、リアクション全てが、あのMikunopolisの会場を思い起こさせました。
続いて、ミクパin札幌で流れた曲の中でも、特記したい曲について紹介していきます。ここアメリカでの上映会でも、特に盛り上がった曲は、「ローリンガール」、「悪ノ娘」、「初音ミクの激唱」、「ルカルカ★ナイトフィーバー」、「ぽっぴっぽー」、「メルト」。ボーカロイド曲に明るくない方でも、一度は聞いたことがある、またはタイトルは知っているという、日本でもメジャーなタイトルが並びます。どれも曲のキャッチーなメロディで、言葉が通じなくてもノリやすく、そして皆が知っていると言うところがアメリカのファンに広く知れ渡っている理由ではないでしょうか?
今回一番の盛り上がりを見せた曲は、「ぽっぴっぽー」!イントロが流れた瞬間からファンのテンションは最高潮に!この熱狂は、著者の予想を大きく上回るほど。演奏中、ファンはリズムに合わせて、グロースティックを振り、手拍子を打ち、中には思わず立ち上がるファンや一緒に歌うファンもいるほど、会場全体が熱狂の渦に包み込まれました。
そして、今回、男女別でも盛り上がりに違いがありました。特に男性ファンから多くの歓声が上がった曲は、「ルカルカ★ナイトフィーバー」!アメリカではルカの方がミクよりも人気が高いように思えます。女性ファンの間では、もちろん鏡音リン・レンの人気が高く、「悪ノ娘」は一番の盛り上がりを見せました。さらに、画面上にリン・レンが同時に登場すると、嬉しさのあまり悲鳴のような声を挙げる女性ファンが大勢。「リン・レンー!」と叫ぶファンの声が会場内に響き渡りました。この様子から、アメリカのボーカロイドファンの間では、1位鏡音リン・レン、2位ルカ・ミクといった感じです。
一方、日本では人気が高い「*ハロー、プラネット。」は、アメリカではいまひとつな反応。やはり曲の詩の内容や背景を知らないと人気に差が出るようです。それでも、2時間の上映会は終始テンションが上がりっぱなし。アンコール前の「メルト」では、イントロが流れるなり、大絶叫にも似た歓声があがり、バンド紹介のシーンでは、各奏者に拍手を送り、ミクの「ボーカルは?」と言う問いかけには、もちろん会場のファン全員から「MIKU-!!」という声が上がりました。そして、アンコールでは、札幌の会場と同じように「MIKU」コールを行い、再登場するとまた大きな歓声をあげ、最後の最後まで勢いが止まることなくまま、上映会は幕を閉じました。
 上映後、ファンが持参リンのぬいぐるみや先着限定のポスターが並ぶ。記念撮影会も行われた
上映会が終わってもなお興奮冷め止まぬファン達は、コスプレ撮影会を行ったり、ボーカロイドに対する愛を熱く語り合っていました。
今回、アメリカの、それもディズニーランドにほど近い劇場でミクイベントが行われ、今はとても不思議な気持ちです。しかし、イベントが行われたのはここだけではありません。ロサンゼルス、オレンジ郡以外でも、ニューヨークで2箇所、ボルティモア、ヒューストン、シアトル、サンフランシスコ、 ボストン、シカゴと、文字通り全米で同時行われた大規模なイベントとなりました。
上演後、会場に駆けつけたファンに話を聞くと、「とてもエキサイティングなイベントだった!」と興奮気味語るファンや「2時間以上前から並んでいたよ!」という熱狂的なファン。「ボーカロイドのイベントがあったら全米どこでも駆けつけるよ!」と熱く語るファンが大勢いました。また、ほぼ全員が、「LAのライブも見に行った!」というツワモノばかり。LAライブから4ヶ月が経ちますが、その熱気が冷めぬうちにこういったイベントが行われ、アメリカでのボカロムーブメントは更なる盛り上がりをみせそうです。
今回は以上です。
セットリスト
1.オルゴール(星のカケラ)
1.星のカケラ
2.こっち向いて Baby
3.二息歩行
4.アルビノ
5.え?あぁ、そう。
6.ローリンガール
7.結ンデ開イテ羅刹ト骸
8.いろは唄
9.悪ノ娘
10.悪ノ召使
11.Fire◎Flower
12.メランコリック
13.初めての恋が終わる時
14.初音ミクの激唱
15.RIP=RELEASE
16.ルカルカ★ナイトフィーバー
17.私の時間
18.ぽっぴっぽー
19.*ハロー、プラネット。
20.歌に形はないけれど
21.Yellow
22.タイムマシン
23.ARiA
24.メルト
アンコール
25.カラフル×メロディ
26.Starduster
27.カーテンコール〜Starduster〜
文・写真 ヨシ沢
関連リンク
Live Viewing Japan
Setlist - Mikupa2011 in Sapporo - MIKUBOOK.com
BUNKA:EXTEND - AX 2011 MIKUNOPOLIS in Los Angeles
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