カリフォルニア州はロサンゼルス近郊に在住しながら、実は意外とオタクライフを満喫している管理人が、現地で見つけた日本のマンガ、アニメ、ゲームをレポートするサイト
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当ページは米国に住みながら、
北米でのオタク文化の普及、
イベントレポートを紹介します。

トピックは管理人の自己解釈も
交えながら記事を記載していま
すので、実際の反応とは多少
異なる部分もあるかも知れま
せんが、ご了承下さい。

2008年4月1日更新

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ネギま!の英訳版コミック

2005年09月20日更新 

 遂にウチのページでもこの作品を取り扱うことになりました。
 今回は、タイトルの通り魔法先生ネギま!の英語版コミックを比較/紹介します。
 とは言っても、いつも通り掲載話は1話目のみですが・・・

 しかし、今回はなんと、豪華40枚に渡る比較をしたいと思います!
 通常の4倍ですよ。ここが今までのマンガレビューとの違う、愛の差です。

 しかし、ネギまも現地で発売されてから、約1年経過。
 何で今更の掲載するのかというと、

 1.去年発売した時点では、まだHPを持ってなかったから。
 2.VIPPERでハピマテ騒動があって、便乗したかった。(だいぶ遅れてるけど)
 3.でも、値段が高すぎて買えなかったから、この間のPMX
で値下げしてる時に買った為。
 4.ぶっちゃけ管理人のネギまのファン歴なんて、たかが3〜4ヶ月。
 5.だから、去年英訳版が発売された時点ではまったく興味なかった

 からです。(モロにわかファンですみません・・・)

 まあ、いいです。好きになるのに時間は関係ありませんもん。
 とにかく、せっかく買ってきたのでレビューさせてもらいます。
 
 流行にながされず、自分流で行くのが
BUNKA:EXTEND

 今回、レビューを書くのに際して
、他のネギま海外版レビューを探しましたが、ページ数もさることながら、
 画像付きが無いみたいなので、じゃあうちが一番載せてやろうじゃないか!的感覚で今回紹介しちゃいます。

 英語版ネギまのレビューではウチがスタンダードになれるよう、今回はまじめに紹介したいと思います。

 では、早速スタート

 
 
 
 
まずは、毎回恒例の日本版と比較。
 サイズは、日本版が、縦17.2cmに対し、英語版が19cmジャスト。
 全体比較にすると、日本版より約1.1倍大きいです。

 あ、別にこういう詳しさは要りませんね。

 えっと、じゃあ他には、あ、そうそう、ネギまの出版社は、DELRAY(デルレイ)で、この会社の他の作品は、
 ツバサ、Holic、げんしけん
、ガチャガチャなど講談社作品が非常に多いです。
 (ネギまは現地で6巻まで、ツバサは5巻まで発刊中)

 ちなみに、同じ
講談社コミック出版の"魁!!クロマティ高校"もこちらで出版さていますが、発売元はADV
 (あずまんがなどのアニメDVDを発売している会社)の、コミック部門が出版しています。

 これは多分、この会社がアニメDVDと抱き合わせで出版する癖があるので、すでにアニメ化している
 クロマティをここの会社がデルレイより先に発売したのが原因だと思います。

 では、話をネギま!に戻します。


  

 
写真左、"FOR MATURE AUDIENCE 16+"。これは、大体予想が付くと思うんですが、はい、そうです。
 15歳以下は閲覧禁止と言う意味です。

 これは、もちろん、ネギまの描写が原因です。
 
 いくら、無修正大国のアメリカとはいえ、子供の頃かそういう教育をしているわけではありません。
 子供に悪影響を及ぼすような性的描写の規制はかなり厳しいです。つまり、このネギまのコミックは
 店内に並んでる時は現地では珍しくビニールで封がしてあり子供の閲覧を防止しています。

 ちなみに、このことはWikipediaのネギまの項の一番下の欄に書いてあります。(
Wikipedia-ネギま

 写真右、作者は我らが赤松先生。Creator of Love Hina、つまりラブひなの作者と表記してます。
 これは、日本でも同じですが、「この作品は、かの有名作品を描いた作者が書いた作品です。」と、
 作品にブランド(?)を付け、メインの購入者を従来のラブひなの読者に狙っているからです。
 
 たしかに、いきなりのネギまよりラブひなからのネギまだと、赤松ファンは安心して読めます。

 あと、これはありえない話ですが、本来、日本なら作者の名前も漢字表記で違いが出ますが、英語だと
 全てローマ字表記になるので、万が一、同性同名の漫画家が出現した場合、区別が違いがつきません。
 
 でも、作者の代表作を表記することにより、知名度を向上させることが出来るのでこの表記は賢明だと
 思います。
 
 では、お待たせしました。
 中身の紹介に移動したいと思います。

 

 
まずは作者紹介。ページを開いた1番最初に来ます。
 これは米国版のマンガにカバーが一切無いので、本来はカバーにある作者紹介を本編に入れています。
 
 書いてある内容は、日本版と同じことがちゃんと英訳されています。
 (作者の絵に挿入されている日本語の部分もちゃんと英訳されてます。)

 ただ、北米版のマンガを一度手にしてみれば分かりますが、本当にショボイです。
 (紙質とか、紙質とか、紙質とか。)

 だから、1巻の一番最初のカラーイラストは、この有様・・・

  
 
 注・右は、日本版です。
 

 モ、モノクロ!?
 前に紹介した、げんしけんのときは、ちゃんとカラーページがあったのに?ネギまはモノクロ?

 でも、げんしけんの発売とネギまの発売は1年ぐらい差がありますから、デルレイの方が仕様を変えたの
 かもしれませんね。

 ちなみに、目次ページもげんしけんの時には日米両語の別ページがあったのに、今回のネギまは左下の
 ように、英語表記のみでした。(右は、日本版です。)

  

 
しかし、タイトルの翻訳については、言うことがありません。ちゃんと英訳されています。
 3時間目のBathhouse Rubなんて、Rub=摩擦。
 
 無理すれば、おフロで摩擦・・・おフロでゴシゴシ=おフロでキュキュキュ?
 意味は変わりますが、似てませんか?

 ちなみに、こちらでは何限目(時間目)のことをPeriodと言います。

 ここで、面白いことがひとつ。現地版の目次に書いてあるページ数を比較してみてください。
 あら、不思議。

 日本版も、英語版も同じページ数じゃありませんか?
 ここまで、日本版と同じだなんて、もう違うのは言語だけじゃないですか!
 
 
これは、さすがに嘘です。

 実際は、この目次ページまでに作者紹介、会社クレジット、簡易意訳ページがあるので、この時点で、
 日本版とは8ページ以上の差があります。さらに、ネギまの1巻には、本編の終わり部分に次の予告で
 7時間目の最初の6ページ分が、なぜか日本語で掲載されており、その前にはローマ字表記された単語の
 注訳項、日本同様、キャラクター初期設定集、さらに最後の最後に、ツバサ、ホリックなど他の作品の紹介
 ページなどで、実際は日本版よりもだいぶ太くなってます。

 この上記のことはどの英訳マンガにも見られることですが、目次のページ数などはあまり気にしてないみたい
 です。

  

 ちなみに、上記で言ったように、1巻のカラーページの部分は全てモノクロなので、プロローグの部分も
 上のようにモノクロです。

 この辺の訳は、大して難しい内容の会話をしていないので、日本語の部分との誤差はありませんでした。
 では、以下より毎回恒例、左に英語版、右に日本語版表記で色々なコマを紹介。
 
  
  
 
 上、ネギが初めて明日菜に自己紹介するシーン。
 大差はありませんが、先生の部分がPROFESSOR=教授になっています。
 
 この翻訳に間違いはありませんが、どうも硬いイメージがありますね。
 こちらでも、中学校の先生はまだティーチャーで済むんですけどね?
 何か特別な意図でもあるんでしょうか?

 そして今回、激に変わっていたのが下のシーン。
 明日菜がネギが自分の担任だということを知った直後の台詞が・・・・

 
明日菜さん、初対面の相手に、「殺してやる!!」はないでしょう・・

 一体どこをどう間違えたら、こういう訳ができるんでしょうかねぇ?
 たしかに、この前のページでネギが明日菜に「失恋の相が出てますよ」って言ってましたが、別にそれ以外の
 ことも書いてなかったし、(英訳版にも)なんで「殺してやる」って出てくるんでしょう?ちょっと話が
違ってますね。
 
 これだと明日菜はネギが新任教師だということより、失恋の相を言ったほうに恨みががいってる感じです。
 
  

 お次はネギのくしゃみで明日菜の衣服がはだけるシーン。(残念ながらそのシーンは掲載しません。)

 「キャーッ何よコレーッ」が「Has this whole school gone mental?!?」

 ちょっと、んんん?な翻訳ですが、日本語訳はエキサイトで確認してくだされば分かりますが、
 「この学校おかしいんじゃないの!?」で、自分の服が勝手に脱げた、こんなガキが自分の教師など全てに
 対して疑問と不満をぶつけているニュアンスになってます。

 ちなみに、以下のシーンは日本版と全然意味が変わってます。(雰囲気?)
 
  
 
 少し飛ばしますが、ネギの本性を知り、タカミチにアレなシーンを見られた後の会話。
 
 このコマ、日本版では、「クマパン、ノーパン、しかもパ○パン」(一応隠語入れておきます)と単語の3拍子
 ですが、英訳版で"which hopefully will be just about any time now!"

 訳す以前に既に日本とは内容が変わっているのが分かりますか?
 英訳版だとこの中にはパンツについて語っていませんよね?(パンツがひとつでも入っていればpantiesの
 ひとつでもあるはずですから)

 英訳版でのこのセリフ。これ、この直前に喋っている内容から引き続いています。
 まあ、英語ではこのギャグが伝わんないんじゃないんでしょうか?

 ちなみに、パ○パンの同意語は英語でもありますので、書こうと思えば書けますが・・・・ 

  

 この辺の訳は完璧省略されてますね。
 
 まあでも、この訳はわざと話を途中で切ったほうが雰囲気は出ます。
 急に上から黒板消しが落ちてきて、焦っていると言うニュアンスになりますよね?
 (ずいぶんと説明不足の感もありますが。)

  
  


 
この辺は、なんじゃこれってぐらい違います。

 写真左上、"He's really our teacher?"は変わりありません。
 「彼が本当に私たちの先生なの?」になるから。(そのまんまだけど)

 でも、その次。"This Little CUPCAKE?" コレはおかしい。
 何で、そこで、「この小さなカップケーキが?」になるのか?

 まあ、これは、「こんなかわいい子が?」と同じ意味になると思います。(良しとしましょう)
 CUPCAKE=小さい、甘い、かわいらしい(デコレーションとかが)と、女の子には嬉しい、3つの法則(?)
 があるので、この場合、ネギがカップケーキのようにかわいらしい。日本語の意味と少なからず当たってます。
 ただ、読者がそういう風に連想できるかどうかの問題です。

 次のしずな先生のツッコミが、"More like just desserts, actually."=「実際はデザートの方が近いわね」
 
 せ、先生・・・なに言ってるんですか?
 
 このセリフは、しずな先生がまるで天然ボケキャラのような感じに見えます。
 しかも、その返答が"That's why he's so sweet"=「だからこんなにかわいいんだ〜!!」
 sweetは甘いですが、他にかわいいという意味があります。現地では、主に食べ物の話以外のときは、
 後者が用いられます。

 最後は、何となく分かる気がしますが、日本語とは違ったニュアンスになっています。

 
  

 
この辺は大した変化もなく。

 あと、アスナのショタコンの部分も意味は合ってますがかなり説明しています。
 むしろ、ショタコンと書いた後、それをカッコ内で説明したら逆に長くなって吹き出しには収まらないと思うので、
 この言い方のほうが分かりやすいと思います。

 

 
そして何も無いように見える下のコマ、最近はアメリカでも〜さんをつけるのが結構主流になっています。
 (これは、マンガとか関係なく実生活の中で)
 
 ただ、のどか宮崎さんは言いにくい。どうせなら、この辺はひっくり返していただきたかった。
 でも、それだけこちらアメリカでも、〜さんに重要性があると言うことです。

   
  

 
 この辺も、全然違和感なく訳されてます。

 ただ、擬音は日本版のままの流用なので、それの下に英語の擬音が書かれているのは、
 汚く見れるので、あまり好きではありません。(最近はそういうのはなくなってますが。)

 まあ、下のコマの明日菜のセリフがかなり短くなってます。(意味は一緒です。)

 ちなみに、明日菜のSUBTLEには微妙、繊細などの意味があり、日本語ではさりげなくではないですが、
 静かに、こっそりと言うニュアンスにはなります。

 やっぱり、微妙な差ではありますが日本版と違う場所が多数ありますね。 

 

 左上、「本屋がもう先生にアタックしてるぞーーーー」の部分。
 "COUPONS! FOR NODOKA, THAT'S FIRST BASE."この訳は、クーポンだ!のどかが、一塁に出た!
 クーポンはまんまですが、一塁に出たの方は要約すれば、のどかがみんなより一歩前に出たということにな
 ります。マンガとはいえ、かなり文学的な訳し方ですね。
 
 でも、こういう言い回しが好きなアメリカ人らしい発想です。

 って、こんなこと言うために、このページを持ってきたんじゃないんです。
 問題はコレの次。
 
  

 この、「違いますーーーそれに私本屋じゃないですーーー」またここが、変に訳されてるいます・・
 "Dry up KAKIZAKI!"要は、「柿崎黙れ!」って感じです。(そこまで、きつくないけど)

 しかし、ここで、疑問が2つ
 1.本屋は、そんな言葉遣いはしません。(それは、読者の捉え方次第だと思う)
 2.このクーポンネタを言ったのは、全て柿崎の責任。

 ここで、ひとつ嫌なことが脳裏を過ぎりました。
 この翻訳家、キャラを把握していないのでは?という疑問が・・・

 
柿崎、このコマに居ないんですもん!!!
 
  
 

 全く無関係なキャラクターに責任を負わすこの英訳版。(ここはただ単に過失?)

 翻訳苦労されているのは分かります。
 でも、この話の流れから言って、上記のコマのセリフを言ったのは朝倉じゃないんですか?
 (超には、「ワイロか?」ってセリフあるし。)

 朝倉さんは次のコマにも出てきています。
 と言うことは、やっぱりこのセリフはおかしい。しかも、何でよりによって柿崎なんでしょうか?
 ちゃんとキャラ表を見て翻訳前にキャラの区別ぐらいはつけてください・・・


 

 
でも、こういうところはちゃんと訳されているので、文句が言えませんが・・・
 ちなみに、よい子のみんなは目をつぶっても、(この時点では)2-Aのみんなを出席順に言えますよね?

 え?そこまで、オタクじゃないですか?
 じゃあ、仕方ないですね。下のコレを見て勉強してください。


 

 名簿の英語版です。この名簿表を見て分かりました。
 名簿に載ってる以下の生徒の名前が間違っていたことが判明しました。

 1.柿崎美砂 英語表記:KAKIZAKI MISA

 え?おかしくない?
 いやいや、おかしいんです。なんで苗字が先に来てるんですか?英語だと苗字は後です。
 なるほど、だからのどかが美砂を"Dry up,KAKIZAKI!"って言っていたのかな。
 (翻訳者は柿崎が名前だと思っているみたいです。)


 
2.春日美空 英語表記:KASUGA MISORA

 こちらも柿崎同様。名前と苗字が逆です。(ケアレスミス)
 
 
3.絡繰茶々丸 英語表記:CHACHAMARU RAKUSO

 これはただ漢字をそのまんま読んだだけなんじゃ・・・
 原作はちゃんとルビ打ってあったと思いますが?それぐらい確認してください。

 
4.葉加瀬聡美 英語表記:SATOMI NAKASE

 聡美泣かせ。本当にそうですね。

 ちなみに、以上のローマ字誤表記は「魔法先生ネギま!2時間目戦う乙女たち!」公式攻略ガイド
 (講談社刊)を参照し、比較しましたので間違っているはずはありません。

 表現の違いによる多少の誤差は仕方ありませんが、英訳版ネギまは日本語に直しても、
 おかしい部分が多数ありました。
 
 最近の英訳版の質が良くなったとはいえ、こういうところでミスが出たりするのはまだあります。
 皆さんも英訳版を手にする機会があれば、是非比較してみてはどうでしょう?
 
 今回は、以上です。


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